ホームベーカリーマニア

北海道ニセコの山荘で朝食にホームベーカリーで焼きたてのパンを提供!
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はじめに
HBの用途
HBの構造
一口メモ
ナショナル:SD-BT103
MK:HBH917
MK:HBH916
ナショナル:SD-BT7
ナショナル:SD-BT100
フナイ:FAB-87
サンヨー:SPM-B1
ブラザー:HBH101
ツインバード:PY-D537
PCM:2.5LB
春よ恋
ハルユタカ
ライ麦全粒粉
イースト
ブログ
SD-BT103の問題点
レシピ
リンク

色々とHBの評判や好みがあると思いますが、とりあえず自分で使ってみたHBを
ご紹介したいと思います。あくまで個人の感覚ですので違いはあると思います。

フナイ:FAB-87、ホームベーカリー最初の機種。ヤフオクで購入2100円。コレクションとして所持中

・ホームベーカリーを語るには、まずはこの機種が必要でしょう。(BT103より一回り大きい感じ)
当時の価格で39800円!今なら5万円と言ったところでしょうか。
パンケースと、コネ羽のジョイント軸受けの問題を当時はバラバラにして解決していたようです。
主軸が残りますので、焼き上がりもそこにパンがついたまま外れます。

付属品になんと温度計!水の投入温度が指定されています。初期の素材加温にヒータを使わなかったのか?


サンヨーの初期モデル(下のB1や当時のタイガーなどと同じく)に近い「コネ棒」がパンケース横に付属されます。
これの効果は絶大で、FAB-87が期待はずれの美味しさ(失礼)なのはこのアイデアでしょう。
さらに上部からの送風ノズルもついていて、まさにサンヨーのB1と基本機能は一緒です、もしやOEMだったのかも。
制御部は液晶ではなく、7セグLEDです!しかし、当時から生地コースやフランスパンコースもあって、機能自体はさほど進化していないのが判ります。
ナショナルの初期モデルは普通のパンに主眼を置いたようですが、機能的にはこちらのほうが先進的でしたね。


・味
かなり普通にふんわりと焼けます(サンヨーB1ほどではない)。普通に美味しいですよ。

・音
初号機の割りには静かです(モーター直付けで駆動ベルトが無いのかもしれません)。


サンヨー:SPM-B1、1斤、かなり古い、ヤフオクで購入1600円、売られました。

・味
かなり古い機種ですが、普通のパンはけっこう美味しいです。焼きながら上部へ送風しているようなので上部はかなり薄い皮になり、めちゃくちゃふんわりしております。市販のWソフトとかが好きなら喜んでもらえるかもしれません。
逆に、ハチミツや全粒粉などを多めに入れると他機種よりもやや潰れた感じでした。

・音
ケース全体の密閉度が良いためか?思ったよりもは静かです。ナショナルほどでは無いですが許容範囲内といった感じ。

・操作系
ボタンらしいボタンと、専用のFL表示管がわかり易いですね、昔はこんなところにお金をかけていたという感じです。
HBはタイマー(減算)が普通なのですが、これは時計合わせで行うタイプです。コチラのほうが判り易いですね。
上部イースト投入タイプなのですが、送風を使ってパンケースに落とすので、完全に全部が落ちない時が多いです。さらにパンケース周辺にイーストがちょこっとばら撒かれたりしてます、よくこのまま市販したなーという感じもしますね。


・パンケース
プレス品だと思いますが、厚みもあり加工が上手なのでムラなどは少ないです。
こね棒と呼ばれる棒を飛び出させてこねる力をアップさせるのはアイデアですね、やや掃除が大変ですけど。
またコネ羽が取れない一体構造なので、回転部分の隙間にパンくずが入り込むので隙間から取り出すのが大変です。そのままで作ると、次のパンに破片が入りそうなので不衛生だし。さすがに今の機種は変わっていると思いますけど。

・その他
ヤフオクでいまだに出品されておりますが、ちょっと高い出品が目に付きます。かなり古いし、買うなら2000円以下でしょ。
これと同じタイプのOEM品がタケダ薬品から,似た(SWが違う)タイプがタイガーから出ていたようです。




ブラザー:HBH-101、ヤフオク購入、中古2700円、とりあえず所持中

ブラザーってミシンのブラザー?と思って購入。まさにブラザーミシンのような筐体の素材です。
なんとご飯とお餅が作れるようです、パンとご飯なんて、まさに主食マシンです。

・味
明らかにコネが弱いです、見かけは綺麗なんですけどね。
この頃はこれでも良かったのかな?


コネが弱いなら、羽を変えてみよう!と言うことで、MK917の羽と交換して焼いてみました。
しかし、たいして変わらない味でした...やっぱりコネ時間と発酵回数が問題なのかな?

・音
MKよりは静かです。。

・操作系
LCDが非常に判りやすい表示になってます。


・パンケース
軸受けもしっかりしております、仕上がりはMKに似ております。。

フタが重たくてしっかり閉める感じです「ガタガタ」と振動で共振することがありません。
なんとなくコンピュータミシンのインターフェイスみたい(笑)
すでにブラザーは撤退しているようですね。

ツインバード:PY-D537、楽天ショップから購入、売られました。

・味
膨らみは良く、仕上がりは綺麗です。しかしなんて言うのでしょうか・・・決定的にダメという感じでは無いのですがコシが無いと言うか・・グルテンが生成されて無いと言うか・・コネが短いというか・・僕の好みでは無いのです。
出来上がりをトーストするとましにはなりますけど。
MKやナショナルとはちょっと差がある感じです。

・音
最近の製品で、綺麗な筐体なので静かかな?と思ったのですが普通に煩いです。

・操作系
単純なメニューなので判りやすい表示になってます。


・パンケース
どこかで見たような感じですね(笑)もしや格安系のHBと同じ?なのかな。

プラスチックのフタがちゃんと閉まらずに「ガタガタ」と振動で共振して煩かったので、サポートTELしたところ交換となりました。対応はとてもいい感じです。
デザインもかっこいいので、もうちょっと美味しさにこだわってくれれば言うこと無いのですが。
噂では普通のパンもフランスパンコースで焼くと良いようです。未実験ですけど。

*イオン系(ジャスコやポスフール)で売っているピンク色のHBはコレの色違いかと思います。
コレが5500-6500円で売っているので、イオン系で安売りの時に買った方が良いかと思います。


PCM(ピーナッツ倶楽部):2.5LB、2.5斤、ヤフオクで中古購入、2900円、売られました。

・味
膨らみが弱く、重たいパンができました。下部と上部で仕上がりが違う感じです。
個人的にはパウンドケーキのような...感じでした。

・音
うるさいです、HBはこんなものかな?やはり早朝に動かすのは辛そうです。

・操作系
主電源SWが本体裏(下)にあるので(笑)材料を入れてから探すと面倒です。
SWや表示はMKと同じようなもんです。

・パンケース
プレス品で横長です。コネ羽が2つあるタイプです。
壁が中央に無いので生地が楽な中央で回るとコネが弱い気がします。
ケース下部の装着部品との隙間から接着剤が漏れているのを見ると、ちょっと食品関係としては嫌かもしれません。

・その他
外観は非常に可愛くて、炊飯器を想像します。
最初に材料を加温してからこねるので、冷たい牛乳やバターなどを入れる人には良い機能かもしれません。
もう転売しちゃいました。

HBをネットで探してみてください、値段の違いがあると思います


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